宝性寺越谷別院

宝性寺越谷別院は真言宗豊山派に属する寺院です。
東武スカイツリーライン北越谷駅より徒歩約８分、宮内庁埼玉鴨場に隣接した緑多き環境の中にあります。およそ1200年前頃より寺院があった、まさに仏縁の地です。
現世の名利を超えたところに真実の利益（りやく）があるということ、そして人々との信頼関係の積み重ねこそが、七世紀を超える法灯護持の基本であると考え、責任ある管理・運営を行ってまいります。

越谷別院本堂

平成9年10月に落慶した新しいお寺です。葬儀、法事の際の式場としても利用頂けます。

総本山長谷寺への団参旅行の様子

当山は宗旨宗派にとらわれず多くの方が気軽に立ち寄れる、明るく入りやすい寺院をと心がけております。
人が日々人生を送るには、いろいろな悩みや苦しみや悲しみがあります。また喜びや希望もあります。
多くの人々と共に泣き一緒に笑い、つらい時は寄り添い、そしてしあわせを祝福する、そんな心のオアシスでありたいと願っております。

寺院の歴史

宝性寺は文永年間4年（1267年）に栃木県足利市に開山され、以来750余年法灯を護持してまいりました。
平成9年秋、宮内庁埼玉鴨場に隣接する宝性寺越谷別院を新たに建立。
越谷市内に二ヶ所、宗教宗派を問わない霊苑を直接管理運営しています。
また、越谷別院の建つ場所は、大同二年（807年）創建と伝わる大房薬師堂があった仏縁の地です。高五石の朱印地を与えられた由緒ある寺院であったと推察されます。境内には青銅製の五智如来像を安置し、4月8日の縁日には遠方からも信者が参集するほど、眼病や安産にご利益がある仏さまとして広く信仰を集めたと伝わっています。